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2001年4月3日放送

■子供の喧嘩に親が出る

「子供の喧嘩に親が出る」とは愚かな事の見本のように使われます。確かに子供の喧嘩に親が口を出しすると結局は親同士の喧嘩になって収集が付かなくなりますもんね。 そんな事私は絶対しないぞと思っていても、実際に子供を育てをしてみると思い通りにいかない事が度々。

昔むかし、子供が小学校に上がる前の話しですが、近所のお母さんが息子と同じ歳の男の子の手を引いてすごい剣幕で訪ねてきました。見ると男の子は鼻血を出しています。息子が殴ったらしいのです。私は驚いて平身低頭しておでこが赤剥けになるくらい謝りました。家の奥に居た子供を引きずり出して目から火がでるくらい叱って、後で子供と二人でその子の家に謝りに行きました。お婆ちゃんまで出て来て、「親もたたいた事はないのにとか、顔をたたくなんて」とかさんざん言われましたけれど、こちらはひたすら謝るしか有りません。

帰って汚れている着替えさせようと子供のシャツを脱がせたら、腕や肩に歯形が対ているのです。「噛みつかれたの」と聞くと「トシちゃん(仮名)はいつも噛みつく」と言います。わたしが「何で早く言わないのー」と怒鳴ったので子供はまた「ベーベー」泣き出しました。

今更お宅の子も噛んだのよとも言いにも行けないので、子供に「血を出させた方が負けよ」なんて変な説教をして我慢しました。子供と言えば次の日から何ごともなかった様に遊んでいます。私と言えばもう20数年経つのに、相手の家の前を通る度に今だに心の中で「クソ!」と叫んでいます。

同じような事が誰にでも有るようです。スタッフの子供は小学校の低学年です。夜子供の同級生のお母さんから電話がかかってきて「よしおちゃん(仮名)がうちの子を蹴ったのよ。その時叱ったけれど一応言っときます」と言うではないですか。「なんで女の子を蹴るのと」と激しく叱ってたら、子供は唇をかみしめて、ポロポロ涙を流すだけだったそうです。夜一緒にお風呂に入って「弱いものいじめはいけんよ」と優しく言うと「花子ちゃん(仮名)が100回蹴ったから僕も蹴り返した」とぼそぼそ。あのとびきり躾が悪くて意地悪ででませた女の子が黙って蹴られるような子じゃアないのにとその時思い出した。「なぜ早く言わないのー」「これからは相手のお母さんの見ている前で仕返ししちゃあダメよ」なんてつい言ってしまうのはさすが私のスタッフ。

彼女は最後に「結局、徳したと思う」と言うのです。

「大人になったら悪くなくても謝らなくてはいけないような理不尽な事ばっかりだから 小さい頃に経験していた方が免疫になる」ですって。山際よりずーっと大人!グヤシー参ったと思いました。

どこの子供でも親の知らない所で色々な事をしでかして迷惑をかけているでしょうから おあいこなんでしょうけど、さてあなただったらこんな時どうしますか。
私ときたら又その時の事を思い出して「クソー」とつぶやいています。