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アヴァンティ2003年3月号

■ドーモーな生き方はやめて!

「どーもー」「お疲れさま」という挨拶はハッキリ言って嫌いだ。

「どーも」の後はどんな言葉が続くのだろうといつも思う。まさか「どーも胃の調子が悪い」「どーもあんたの顔は虫がすかん」なんて言ってはいないと思うけれど。

「どーも」の後に親しみにあふれた優しい言葉は似合わないような気がする。「どーもどーも」なんて二つもつなげて投げやりに言われたら、喧嘩売られたと思うからねっ!私。

すれ違いざまに「お疲れさま」と挨拶されると、つい「疲れて無い!」と答えてたくなる。業界と言われる仕事場ではほとんどがこの挨拶。「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」「先日はお世話になりました」「わざわざお越しいただいて有り難うございます」その時々においてぴったりとくる挨拶の言葉があるはず。

いつでも何処でも、朝でも夜でも、晴れでも雨でも、友達にも上司にも「お疲れさま」で済まそうなんて手抜きが過ぎるぞ。

相手に顔も向けずに上の空で「お疲れさま」きっとすれ違ったのがネコでも犬でも看板にでも同じ調子で挨拶しているにちがいない。

言葉には魂が宿る。言葉によって思いは遂げられる、言葉は祈りだと言った考え方が日本人にはある。世界中でも祈りの言葉が挨拶の言葉となっている例が多いとか。
Good byeはGod be with youで神様があなたと共にあらせられますようにということ・・・・らしい。

「コンニチハ」を家の中で交わす人はいないと思う。外で出会った人どうし「コンニチハ」「コンニチハ」と言い交わす。

これは「今日は良いお天気ですね、秋になったらきっと豊かな実りがもたらされますよ」という長いフレーズを省略したもの...と聞いた事がある。雨の日は「今日は良いお湿りですね、秋にはきっと...」と言う事になるのだろうか。

大昔の日本人は、人が言い交わす言葉を自然が聞きとどけて実りの秋が約束されると考えた。もう一度言う。挨拶は祈りなのである。「どーも」としか言えない人間は「どーも」な人生しか送れないよ!きっと。