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2004年アヴァンティ2月号

■見ざる、言わざる・・・

鼻のてっぺんにあったホクロがいつの間にか膨らんできて黒い色のイボに育っていたけれど、鏡を覗かなければ自分には見えないのでほっておいた。時々「鼻の頭になにか...」とか「鼻の頭に鼻くそが...」とか言われても、「そのホクロあなたのチャームポイントよ」なんて褒めてくれる人もいて私はそちらの方の意見を採用してほとんど気にもしていなかった。ところがですよ、ある時、久留米であった会合で名刺を渡したとたんその御婦人「あなたそのホクロ取らないと間抜け顔に見えるわよ」と大胆発言をさらり。勇気ある発言者は私より年上ながら、かなりの美人。私はその場で携帯を取り出し友人がバイトをしている福岡の整形美容外科に連絡をとり全ての予定をけちらして次の日の予約をとりました。

結果はチカッと痛かったくらいで、大したお金もかからず私の鼻の頭の鼻くそ状ホクロは消え去りました。冷静に考えればもともとの鼻が小さくて丸いイボ状なのにその上に黒い塊がついていればどんな状態か考えれば解りそうなもの。なぜ今まで誰もアドバイスしてくれなかった!どいつもこいつも!もう友達なんていらない!孤独に生きてやる!

そう言えば出演しているTVのビデオをみてよく驚く。髪がピントはねていた、横山ノックの前髪みたいになっていたなんて除の口。口の端にパンクズ、歯に口紅がついていた、慌てて描いたまゆ毛は本来のまゆとずれていて二股、等々。おそらく私が裸で出ていてもきっと誰も注意してはくれないと思う。

世の中を見渡してみてもすごい厚化粧やギョッとする服装の人が、友達や家族から見放されて注意もされず街に出没しているではないか。「誰もなにも言ってくれない」のだ。女は孤独だ。最近医者の勧めでスポーツクラブに入会した。それを話題にすると、スタッフと友人全員どこかのスポーツクラブの会員だった。「なぜ私にも勧めなかったの」と私は大爆発。しかし彼女達はポカンとして「百ぺんは言っているはずですけど」

うーんもしかしてイエローカードを無視していたのは私なのか。謎は深い。