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2004年アヴァンティ12月号
■焼きもち女は浮気者
「優しい人がいいわ」。若い女性に男性の好みを聞くとたいてい同じ答えが返ってくる。誕生日には忘れずにレストランで祝ってくれる。もちろん花束も忘れない。こまめで優しい人との夢に見た結婚。数年後、数ヶ月後いや数週間後、もしかしたら新婚旅行先で彼女は気づく、こまめで優しいのは私にだけでは無かったのだと。結婚1年も経たないうちにもう浮気したと彼女は泣いていた。私も一緒に泣いてあげたいけれどねー・・・。
おしゃれ上手で可愛い彼女、毎日手作りのお弁当も届けてくれた。クリスマスやバレンタインには手編みのセーターやマフラーも。家庭的でしかも情熱的な理想の彼女。両親に紹介して即結婚。結婚前に気づかなかったけれど彼女はとっても焼きもち焼き。新婚だからと我慢していたら、どんどんエスカレートしてくる。テレビの女優が奇麗だと言っただけでふくれる。道でばったりと出会った女性の同僚に挨拶しただけで大爆発。忘年会での横に女性が座っている写真を見ただけで一週間も里に帰ってしまった。友人に相談しても「のろけるな」とか「愛されているんだよ」と言われるだけと愚痴っていた。
私の想像はもう少し現実的。過剰な焼きもちは相手を愛しているからではなく、自己愛が強いだけ。夫が自分抜きというか自分の居ないところで楽しむなんて許せないのだ。身勝手!歪んだ情熱。こういう女性は優しくされると舞い上がってすぐに恋に落ちる。実はすぐにヨロメク、つまり浮気な女性なのだ。
ちょっと極端な例かもしれないけれど、独身の皆さん気をつけましょう。優しすぎる男性と、すぐに手作りの物を贈りたがる女性に。責任感の強い男性は恋に臆病で、軽率に気を引くような事はしないもの。たしなみのある女性もすぐに手作りのものをプレゼントしたりはしないもの。手作りのものが相手の気持ちに負担をかけるってことをちゃんと知っているから。
本当の愛を育める人はちょっと不器用な、控えめな姿をしてあなたの周囲にいるはず。私の事を古いおばさんと思うのはもちろんあなたの勝手ですけれど。 |
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