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アヴァンティ 2007年 3月号

■「今年こそ綺麗になろうね 2」

先月19日に行われた講演会「1カ月で美しくなる方法」を受講された方、その後いかがですか。講師の私は美しくなるどころか、連日「大食い大会」のような仕事で全身にブツブツが出てしまい、「痒い女」になってしまいました。
さて講習会に来られなかった方に内容をお伝えする約束でしたね。今回のテーマは「鼻で呼吸を」です。最近口をぽかんと開けている人多いと思いませんか。みつけたら「ハエが飛び込むよ」と注意をするのですが・・・。
「口を開けていてなぜ悪い」と反発されたら「絶対悪い!」と返します。口で呼吸をするほ乳類は人間だけで、他の動物は鼻は呼吸に口は食事にと使い分けをしています。人間が口で呼吸できるのは言葉を手に入れた結果だとか。鼻から外気を取り入れると適度な湿気を与えられ、おまけに殺菌までされます。口から取り入れられた空気は温められる事なくそのまま雑菌とともに喉を通り、風邪や口内炎にもかかりやすく肌荒れの原因にもなるのだそうです。朝起きたら口の中がカラカラに乾いている人、口を閉じずにくちゃくちゃと音をさせて食べている人は要注意ですよ。

次に口を開けたまま食べ物を飲み込んでみて下さい。飲み込み難いでしょ。口をあけたまま飲み込もうとすると舌の先を前歯の内側に強く押し当てなければなりません。これを一日何回も何十年も続けていたらどうでしょう。歯並びに影響があるとは考えられませんか。鼻で息をしないと小鼻の周辺の筋肉が使われずに顔の上部がたるみやすいと書いていた本もありました。「鼻呼吸」について書かれた本を検索してみて下さい。『鼻呼吸障害の解析と機能回復』海野徳二編、『健康は呼吸で決まる 口呼吸が病気を作り鼻呼吸が病気を治す』西原克成著等々沢山あるのに驚かれるでしょう。私の話は受け売りかほんの触りだけ、鵜呑みにしないで必ず自分で勉強して下さいね。ちなみに欧米の赤ちゃんが一歳過ぎまでおしゃぶりをくわえているのは鼻呼吸の訓練にもなっているのだそうです。

口を真一文字に結んでいるのは人を寄せ付けない厳しさを感じさせますが、口をぽかんと開けているのはとても無防備な雰囲気をかもします。男運が悪いと嘆いている人は口をきちんと閉じるだけで「良い男運がむいてくる」とおばさんは思うのです。


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