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2002年5月14日放送
■あなたは誰????
親し気に声を掛けられてしばらく懐かしそうに話しては見たものの「はて?誰だったか」と思い出せない事はありませんか。「すみませんどちら様でしたか」と聞けば済むのでしょうが、気の弱い私は言い出せません。(ホントだってば!)
会話から推測しても思い出せない時は冷や汗物です。すれ違い様に「お久しぶりーぃ」と声をかけられて、とびっきりの笑顔を作って挨拶を返したものの、「誰だっけ?」と思うのは毎度の事。昨日会った人とか、何度も会っている人なのに思い出せない事が有ると「いよいよボケたか」と覚悟する事も度々です。しかしいつもと違う場所で会うとピンとこない事は有りませんか?いつも制服の人が私服を着ていたりするとうっかりしますよね。
先日こんな事がありました。初老の女性が懐かしそうに話しかけて来られて、口調からしてかなり親しそうなのでまた、私の覚えの悪さだろうと、ひやひやしながらしばらく立ち話をしました。その結果解った事は10数年前に子供を連れて一度だけ公民館の料理教室に参加された人だったのです。「あの時の子も結婚しました」なんて言われて思わず「知るか!」と叫びそうになりました。
何度か来て下さった生徒さんの顔は憶えているのですが一回ではねー。自分が憶えているから相手も憶えているに違い無いと思うのは大間違いじゃあないのっ!(ああ今回も私の性格の悪さが露見してしまった)
女性センターに勤めている女性が方が、お会いする度に「女性センターの○○でございます」とおっしゃっいます。何度もお会いしているし新聞等でもしょっちゅうお顔を見ている方なので「存じておりますー」とこちらは恐縮してし申し上げるのですが、謙虚ですよね。
見習いたいとも思って私も「インチキ料理の山際です」と言うようにしています。
ところで先日新幹線に乗ろうとしたら入れ違いに男の人が小さな声で「あっ」と行って降りていきました、何処かであったような見たようなーと思ったら夫でした。これ本当の話。 <
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